Cowingeneサル痘ウイルス検出キット（NATBox）

Cowingene サル痘ウイルス検出キット (MPXV 検出キット) は、病変材料 (表面または滲出液または痂皮のスワブ)、肛門直腸スワブ、口腔咽頭スワブ内のサル痘ウイルス (MPXV) の in vitro 定性検出を目的としており、Mpox ウイルス感染症の患者の診断と治療に役立ちます。
サル痘ウイルス（MPXV）は、ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に属する人獣共通感染症ウイルスです。このウイルスはヒトにおいて天然痘に類似した疾患を引き起こしますが、致死率は天然痘よりも低いです。天然痘の根絶と天然痘ワクチンの広範な中止に伴い、ヒトサル痘は1996～1997年と2022年に大規模な流行が発生し、ヒトの健康への脅威として再び浮上しました。近年、多くの国でMPXVがクラスター発生の原因となっていることが判明しました。

MPXV検出キットは、NATBoxシステムで実施されます。NATBoxシステムは、自動化された体外診断検査システムです。
NATBoxシステムは、サンプル調製、核酸抽出・増幅、そしてサンプル中の標的配列の検出を自動化・統合します。本システムでは、PCR試薬を収容しPCRプロセスを実行する使い捨てカートリッジを使用します。カートリッジは自己完結型であるため、サンプル間のクロスコンタミネーションを最小限に抑えることができます。システムの詳細については、NATBoxシステムの製品マニュアルをご覧ください。

注文情報

仕様

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